飛行機関連

時差は慣れる?

月に何回も海外に行っているパイロットやCA(キャビンアテンダント)ですが、時差には毎回悩まされます。
こればっかりは誰しも慣れると言う事はないようです。

特に東に飛ぶとき(アメリカ方面)は現地の到着時間の関係で徹夜フライトがほとんどです。
逆に西に飛ぶとき(ヨーロッパ)は午前からお昼頃の出発ですので時差の面では仕事は楽なのですが、帰りは日本の真夜中の出発になります。

東西に飛ぶ時が一番時差がきついのですが、時差があまりない東南アジアに飛行するときもほぼ夜中の飛行が多いので人工的に時差を作っているようなものです。
これは夜中に飛行することで飛行機の稼働を上げる狙いがあります。

どこに行っても国内線以外は何らかの時差の影響をうけます。(中には影響を受けない飛行もありますが・・・)

ではどのようにパイロットやCAは時差に対処しているのでしょうか?

これは人によって様々です。

ある人は徹夜で飛行したにもかかわらず、現地の時間に合わせて眠いのを我慢し、現地の夜まで寝るのを我慢する人、ある人は現地が真昼間でも直ぐに寝てしまう人、また2~3時間寝てまだ眠たいのに無理やり起きて半分現地時間に合す人等・・・本当に様々です。

クルーは現地で大体18時30分頃、ホテルのロビーに集合して夕食に出かけることが多いのですが、そのために起きることが辛い事この上なく、そんなに義理がなければ一度目覚ましで起きてもゴメンと思いながらもそのまま眠りにつくことも・・・。

飛行機の乗務員は現地に1泊、若しくは2泊程度しかしないので体を現地の時差に合す必要は全くないのですが、一番考えるのが帰りの乗務の時の体調をどうしたら万全にすることができるかです。

できればホテルでの集合時間直前まで寝て、体調を最高にしてフライトに臨みたいところですが、大体そうはいきません。
体は日本のままですので今まで日本で0時過ぎにに寝ていたものがいきなり夕方の5時や6時から寝られるはずがありません。

一応、ベッドには入りますが、寝れても1時間位の昼寝程度で起きてしまい、後はベッドの中で悶々とすることも私の場合は多かったですね。

この行動は年齢によって変化していきます。

私も若いころ(20歳代)は徹夜でホノルルに行き、着いたらそのままゴルフに出かけたこともありますし、ショッピングに出かけたこともあります。
・・・がこれも体力があっての事です。

年を取ってくるとそのような行動は自殺行為ですし、そもそもそんな気力さえも湧きません。

私は最後には境地の世界に入り、時差には逆らわず眠たい時に寝る、フライト前に寝れればラッキーと言う超自然的なところに落ち着きました。

徹夜フライトはきついです。
徹夜フライトをして現地で十分に寝られなかった帰りのフライトは地獄です。
念のため言っておきますが、離陸と着陸時はぱっちりと目が覚めていますのでご安心ください。
辛いのは自動操縦であまりやる事の無い(パイロットは・・・CAはサービスで大忙しですが・・・)巡航中です。

どのクルーも眠たいながらも一生懸命自分の仕事をしています。
日本に帰った時には体はボロボロです。

絶対に解決できない国際線クルーの宿命ですね。

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