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福岡空港でピーチ航空A320の前輪がパンクし立ち往生!

昨日、福岡空港にてピーチ航空のA320が滑走路上で前輪がパンクして立ち往生し、約2時間20分の間、滑走路が閉鎖されました。

前輪のパンクは珍しい事で通常であれば一つの前輪がパンクしてもTaxi(地上走行)は可能である場合が多いのですが、
この件は単純にパンクのために立ち往生したのではないようです。

詳しい事は調査で明らかにされるまで待たないといけませんが、
断片的な情報によると前輪を制御するシステムの不具合で着陸時に前輪が横を向いてしまいパンクしたようです。 
(画像を見ると前輪が横を向いているように見えます。)

要するにパンクは2次的な被害でこの件の本質はもっと深いところにあったようです。
これは国土交通省が「事故につながりかねない重大インシデントにあたる」と認定した
事によっても明らかです。
(インシデントとは事故には当たらないけど事故などの危難が発生するおそれのある事態を言います。事故の一歩手前と言う事ですね。)

一歩間違えば前輪が破壊され機首が滑走路に接地し、スピードが速ければ大惨事になりかねないインシデントです。

A320全体に関わる事か、若しくはこの機体単独の不具合か、
もしA320のシステムに問題があるとすると現在LCCでは多くのA320が運航されていますので早期の原因究明が待たれるところです。

ちなみに私も運航中にタイヤがパンクしたことがあります。
B747-400の主脚の16個あるタイヤ一つですがこの件は以前こちらで投稿していますのでご覧ください。

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