滞在記

私が今までに乗務した国々、都市たち

皆さま、あけましておめでとうございます。
2019年も皆様にとって良い年になるように心よりお祈りいたします。
このブログも不定期ですが、頑張って更新していきたいと思っていますのでよろしくお願い致します。

先日、私が今までにどの位の国や都市に乗務で行ったのだろうかと調べてみました。
これまで気にも留めていなかったのですが、改めて数えてみると21か国、35都市でした。
これがパイロットして多いのか少ないのか基準がありませんので良くわかりませんが、まぁ、こんなものかなと言う感じはします。

世界を股にかけて仕事をしている方はこんなものではないかもしれませんが、一般の方から比べると多いほうでしょう。

乗務した国、都市を書いてみます。

一番多く乗務した所はアメリカでした。

アメリカ(10都市)
アンカレッジ、フェアバンクス、サンフランシスコ、ロサンジェルス、ニューヨーク、シカゴ、ワシントン、ホノルル、シアトル、グアム

次にヨーロッパ(9か国、12都市)

デンマーク:コペンハーゲン
オランダ:アムステルダム
ドイツ:ハンブルグ、フランクフルト(2都市)
フランス:パリ
イギリス:ロンドン
スペイン: マドリッド
イタリア:ローマ、ミラノ(2都市)
スイス:チューリッヒ
ロシア:モスクワ、ハバロフスク(2都市)

アジア(7か国、9都市)
韓国:ソウル
香港
中国:北京、上海(2都市)
台湾:台北
タイ:バンコック
シンガポール
インドネシア:ジャカルタ、バリ(2都市)

その他の国、都市

インド:ニューデリー
カナダ;バンクーバー
メキシコ:ニューメキシコ
オーストラリア:メルボルン

この中で滞在無し、空港に降り立っただけというところもあります。
経由地や日帰りの時ですね。
アメリカのワシントン、シアトル、スペインのマドリッド、イタリアのローマ、スイスのチューリッヒ、ロシアのハバロフスク、中国の北京、台湾の台北などです。
行ったとは言え空港だけで滞在はしていませんので行った内に入るか微妙ではありますが、取り敢えず数に入れておきます。

各都市、思い出はありますが特にパイロットとして思い出深いのはアラスカのアンカレッジです。

20年くらい前はヨーロッパに行くのに今のようにシベリアの上空を飛べませんでしたのでアンカレッジ経由北極越えのフライトをしていました。
中年以降の方は空港に降り立った経験がある人が多くいると思います。

今ではオーロラを見に行くとか、サーモン釣りに行くとか特別な目的以外では行かない方が多いと思いますが、雄大な自然が繰り広げられる素晴らしいところです。
アンカレッジに関しては書くと長くなりますので次回改めてご紹介したいと思います。

この国々、都市の中で私が好みとするところは大都市ではありません。

いわゆるヨーロッパの田舎と言われるところです。
例えばオランダのアムステルダムとかデンマークのコペンハーゲンですね。

特にアムステルダムは好きな都市です。
こぢんまりとして繁華街は新宿ほどもありませんが、町の中に運河が張り巡らされており、小さなボートがゆったりと行き来していたり、少し郊外に出ると水車、チューリップ畑と言ったのどかな田園風景が見られます

ビールもおいしいですね。
緑の瓶のHeineken Beer (ハイネケン)の工場はアムステルダムの町の中にあり、見学もできるようになっています。

コペンハーゲンはアムステルダムよりさらに小さい街ですが、ここにはチボリ公園と言う世界最古の遊園地(1843年開園)があります。
ここは何ともメルヘンチックな遊園地で、日本でいえば浅草の花やしきの様な懐かしいノスタルジックな世界を感じさせてくれます。

また海を挟んで東の対岸がすぐにスウェーデンでしたのでここからフェリーでスウェーデンに観光に行ったりしていました。(橋もかかっています。)

ここのビール、Carlsberg(カルスバーグ)もおいしく、よく飲んでいました。

ドイツの古城もロマンあふれる風情がたまらないですね。
ライン下りの船に乗ると河畔の至るところに古城があり、中世の歴史が蘇ってきます。

昔の北極経由ヨーロッパ便ではヨーロッパの各都市に1週間ほど滞在していたので良く電車やレンタカーで観光に出かけたものです。

今は現地に1泊か2泊で帰ってきますのであまり観光に出かけるチャンスはなくなりましたが・・・。

次回は私にとって最も印象深いアンカレッジについて書いてみたいと思います。

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