滞在記

今年は骨折で締めくくり!

今回は申し訳ありませんがブログのテーマから外れ骨折の話です。
後半に骨折がらみで少し飛行機関連の話をしますのでお許しください。

今年一番の悲劇が・・・!?

12月某日、私は北海道の函館に用事があり数日滞在していました。
到着した時から吹雪交じりの雪が降っていましたが、気温はそれほど低くはなく昼間は雪が融ける様な状況でした。

雪が融けると当然ながら道路や階段が濡れるのですが雪国ではこれが非常に厄介です。
夜までに乾けばよいのですが、濡れたまま夜になり気温が下がると凍結状態になります。

その日もご多分に漏れず夜は凍結状態になったのですが、悪い事にその凍結状態の道路や階段の上に朝方うっすらと新雪が積もったのです。

翌日の朝、私は凍結状態である事は認識をしていたのですが、新雪の下にアイスバーンが隠れているとは夢にも思わず少々重い荷物をもって一応慎重に階段を降り始めました。

私がうっすらと新雪が積もった階段の中段に差し掛かった時に悲劇が起こりました。

右足が何の抵抗もなくスッと滑り、その瞬間体が宙に浮き、右肘と右脇腹をコンクリートの階段に強打してしまいました。

そのまま階段の下にずり落ち、少しの間息が出来ず、痛みと共にうずくまってしまいました。

息がなんとか整ったので右手で体を起こそうと思いましたが、右手が痛くて踏ん張ることが出来ません。
何とか左手のみで起き上がり、痛みをこらえつつ荷物を拾い直し、どうにかこうにか車の座席までたどり着きました。

そこでしばらく体の状況を見極めるために安静にしていました。

右肘は痛いが物凄く痛い訳でもなく打撲かな?
脇腹も痛いがこちらもそれほどでもない。
何とか打撲だけで済んだかなと一安心したのですが、それが大間違いだったことが後で判明する事になります。

まず右肘の状況を確認しようとセーターの袖を上げた途端、血が噴き出してきました。
履いていたGパンの右ももと車の右ドアに血が飛び散りました。

状況は良くわかりませんが打撲した皮膚の下に血だまりができセーターの袖を捲り上げたことでそれが破れ、血が飛び散ったようでした。

あまりの出血に驚き病院へ直行

その後も血がしたたり落ちる状況で、これは安静にしている場合ではないと思い、すぐに近くの病院を携帯で検索、肘をハンカチで抑えながら車で向かいました。

ようやく到着した病院に入ると何か閑散としていて雰囲気が違います。
警備員の詰め所があったので聞いてみると今日は休みとのこと、よく考えると今日は日曜日だったのです。

ついていません。

警備員に急患案内の電話番号を聞き電話したものの傷を抑えながらの電話なのでメモを取る事が出来ず、携帯をスピーカーにして診療中の病院とその住所を警備員にメモをしてもらいました。
その間も肘からの出血がひどく警備室の窓口の下に血が点々と落ちる状況でした。

ようやく開いている病院に到着、受付に行くと看護師が私の様子を見てすぐに応急手当をしてくれたのですが、何かほっとした気分になりました。

まずは派手な状況の右肘の治療を行ってもらいました。
傷はそれほど深いものではなかったのですが、出血が結構ひどく3針ほど縫う結果となりました。
腕は痛みもなく動かすことが出来たので、骨は大丈夫だろうとしてレントゲンは取りませんでした。

右肘はこれで大丈夫、外傷だけだろう・・・と思っていましたが、のちに分かるのですが実はそうではありませんでした。

次に脇腹の診察、病院に到着した時はあまり痛みも感じなかったのですが、レントゲンを撮るためにあおむけに寝た状態から起き上がるときに激痛が走り、これは過去の経験から(実は2回ほど肋骨骨折を経験しています。)肋骨が折れているなと直感しました。

案の定、レントゲンには肋骨にきれいなひびが入っているような画像が・・・ただお医者様はひびのようにも見えるし、内臓の影かもしれないと言います。
そうかもしれないけど私は心の中で「骨折です!」と叫んでいました。

肋骨骨折は肺に骨が突き刺さらない限り、ほっておくしかないのはわかっていましたので
しばらくの間の痛みは覚悟しました。

急遽、予定を変更、帰路へ

結局、痛み止めを2週間分、抗生剤を3日分もらい、宿泊先に戻りましたが、この状態では函館での目的が達成できなかったので次の日の最終便から午前中の便に変更して東京へ帰る事にしました。

悶絶の痛みの肋骨骨折

その夜、右腕の方は傷の痛みはあるものの腕を曲げても痛みはなかったので(ただし押す力はあまり出ませんでしたが・・・)安心していましたが、辛いのが肋骨骨折の方でした。

立っている分にはそれほど痛みはないのですが、寝転がっている状態から起き上がる動作が非常に痛く、痛くない姿勢探しながら起き上がるのに5分くらいかかる始末でした。

この日から寝るのが怖いくらい、立って寝たいと思うほど悶絶の日々でした。

ただ歩くことも出来ましたし、横にならない限り痛みはそれほどでもなかったので仕事は休むことなく続けていました。

右肘の様子が最悪!

肋骨の方は4日目くらいから痛みが半減、痛いながらも回復を感じていましたが、ただ右肘の方が一向に良くなりません。

傷はそれなりに良くなってきているのですが、実は翌日から右腕の肘を中心とした内側がかなりの範囲で内出血、真っ黒く変色し腫れも出てきていました。

5日たっても内出血や腫れが引かないので少々不安に思い、形成外科を受診しました。

レントゲンを撮ってみると外傷だけだと思っていた右腕の肘の部分の骨から上腕部の離れたところにポツンと影が・・・。

先生によるとその影は肘の骨が剥がれて筋肉ごと飛んで行った骨片だという事でした。
(肘の一部の骨が剥がれて上腕三頭筋の一部と共に肩の方に移動したそうです。)
内出血は骨から出た血液によるものだという事です。

レントゲンでは詳しくわからないのでCTスキャンをする事になり、当日の内に診断結果が出ました。

そこで出た診察結果は肘頭粉砕骨折(ちゅうとうふんさいこっせつ)!
骨片のいくつかは剥離して上腕部に転移、皮下にも微小な骨片が見られると言うものでした。

意外と重症、怪我から5日目にしてびっくりです。
でも痛くないんですね。

先生の「良く痛くないね」と言う言葉に私と看護師からは思わず笑いが出ました。

正確には少し痛いのですが、黙っていてずきずき痛むわけでなく、腕を曲げても痛くなく、ただ腕をひねる動作や頭をシャンプーする時に打撲したところが少し痛むくらいでした。

先生にどうなるんですかと聞くと骨片はそのうちに吸収されてなくなるとの事、痛くないならそのまま放置で良いのかもと・・・ただ大きな骨片は縦2㎝、横1㎝くらいあるのですがこれも消えるのかなぁ?

取り敢えず痛みは限定的なので様子見になりましたが、少々不安が残る結果となりました。

内出血の黒ずみは1週間くらいそのまま残っていましたが、8日目くらいから急速に消えていきました。
骨からの出血が止まったのでしょう。

回復はしているみたいですが、粉砕骨折した骨が自然に修復していくのか・・・少し時間がかかるのかもしれません。

肋骨骨折の痛みがまた・・・!

肋骨の方は徐々に痛みはなくなっていたのですが、7日目にちょっと体をひねった瞬間にまた痛みが・・・。
順調にくっ付いて来ていた骨折部分がまた少し離れたのでしょう。
肋骨骨折の場合は固定しているわけでもないので安静にしていないとこういう事があるようです。
完全に痛みがなくなるまでにあと2から3週間くらいかかると思います。

皆さんもくれぐれも凍結した道路や階段には気を付けてください。
特に雪国の人たちはご注意を・・・。

お恥ずかしい話ですが、実は私、北海道出身なんです。
凍結した路面で普通のスニーカー履いていたのですから完全に油断していました。
靴底がスタッドレスタイヤの様な靴が必要でした。

肋骨骨折は3回目と書きましたが、その一つは乗務で冬のアラスカ、アンカレッジに滞在していた時でした。

フライトの滞在先で転倒、骨折

アンカレッジから東京に帰る便に乗務する際にホテルから空港へ行くためにマイクロバスに乗っていきます。

その時に通常はバスのドライバーが手荷物をバスの乗せてくれるのですが、その時はドライバーが何もしてくれませんでした。

仕方なく自分でバスの後部へ手荷物を運んだのですが、その時路面が凍結していて転倒、脇腹を路肩の凍った盛り上がった雪に打ち付けました。

少しは痛かったものの痛みはそれほどでもなく乗務も普通に行って帰ってきたのですが、東京に帰ってから痛みがまし、病院で診察を受けてみると骨折との事でした。

その時の乗務は貨物便で副操縦士は外人でしたが、通常は空港に着きドライバーがバスから荷物を降ろしてくれた際に2ドルくらいのチップを渡すのですが、外人の副操縦士は渡しませんでした。

チップの文化がない日本人にはピンとこないのですが、当然のことながらチップはサービスに対して払うものでありサービスが満足できないものであれば払う必要はないという事ですね。

外人はそのような文化の中で育っていますので自然の成り行きなのでしょう。
その時はその事実を実感させられた一幕でした。

日本人だとうっかり払ってしまうかもしれませんね。
もちろん私もあげませんでしたが、アメリカではチップも月収の一部となっているので何か悪いような気をしたのはやはり日本人ですね。

怪我はまだ進行中で完治していません。
またいつか機会を見てその後どうなったか後日談をUpしますね。

以上、飛行機関係の話ではなく失礼しました。

POSTED COMMENT

  1. けし より:

    いいね、ではございませんが…
    お大事になさってください(>_<)

    • captaionlog より:

      けし様

      ありがとうございます。
      飛行機の記事ではなくてすみません。
      肘の方がちょっと心配ですが多分大丈夫でしょう。
      これからもよろしくお願いします。

  2. ねこ より:

    痛い!!痛い!!読んでるだけでこっちがのたうち回ってしまいました。リアリティがありすぎて…。あとお怪我の時にハンカチを持っていたというのがさすがだな〜と思いました。育ちの良さが伺えるというか。どうぞお大事にしてください。

    • captaionlog より:

      ねこさん

      お気遣いのコメントありがとうございます。
      今回は飛行機の事でなくてすみません。

      リアリティがありすぎましたか?
      申し訳ございません。
      私の身に起こった事を時系列で書いてみました。

      ハンカチは助かりました。
      なければ血まみれだったと思います。

      これから冬場に向かい、道路が凍結状態になる事もあると思います。
      ねこさんも十分にお気を付けください。

      次は飛行機の記事を投稿しますね。

      ありがとうございました。

      • ねこ より:

        あ、いえ、描写にすごくリアリティがあって、文章がすごく上手いな~って思いました。不快な思いは一切していませんのでご安心ください。それにしても、本当に痛そう・・・。更新は十分に回復されてからで結構ですのでお大事にしてください。

        • captaionlog より:

          ねこさん

          ありがとうございます。
          近いうちに更新いたしますのでお読みいただければ嬉しいです。
          よろしくお願いします。

  3. kayabuki110 より:

    CAP様
    しばらく投稿が無いので休暇・多忙・病のうちのどれかしらと思っていました。けがとは。。。。

    お大事にお過ごしなさいますように。

    2年前に上腕骨折しプレートにボルト5本で固定しました。
    雪解けの3月でした。

    • captaionlog より:

      kayabuki110様

      お気遣いのコメントありがとうございます。
      投稿が滞って申し訳ございません。
      kayabuki110さんも骨折したんですね。
      骨折は痛くて大変だったと思います。
      これからも気を付けてくださいね。

  4. ガリンペイロ より:

    お大事にしてください。。。。

    年末に大変な状況だと思いますが、
    来年も素晴らしいブログを楽しみにしております。

    • captaionlog より:

      ガリンペイロ様

      お気遣いのコメント、ありがとうございます。

      またいつもブログをご覧いただきましてありがとうございます。

      更新が少ないですが、来年はなるべく多くの記事を投稿したいと思います。

      よろしくお願いします。

  5. 小林雄一郎 より:

    その後お身体はいかがですか? 本当にある意味で空の達人なんですね。 早く治りますように!  

    • captaionlog より:

      小林様

      お気遣いありがとうございます。

      肋骨の方はほぼ治っていますが、肘の方がちょっと時間がかかっています。
      どちらにしても快方に向かっています。

      またよろしくお願いいたします。

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