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季節

関東のあじさい名所5選|雨でも楽しめる初夏の絶景スポット特集!

じめじめした梅雨の季節。外に出るのがちょっと億劫…そんな時期でも、**「この景色を見るためなら出かけたい!」**と思わせてくれる花があります。
それが、雨の中でいっそう輝く「紫陽花(あじさい)」です。

関東には、数千〜数万株規模の紫陽花が咲き誇る絶景スポットが各地に点在しています。中でも今回ご紹介する5つの名所は、どこも見頃の時期や景色の特徴が異なり、初夏の思い出作りにぴったり。

この記事では、定番の鎌倉エリアから、電車から楽しめる箱根、花菖蒲と競演する松戸、白いアナベルが広がる埼玉・幸手まで、関東を代表するあじさい名所を詳しくご紹介します。

週末のおでかけや家族旅行、カップルでのデートにもぴったりなスポットばかり。
雨の日こそ楽しめる“花の絶景”を、ぜひ見つけてみてください🌸

1.鎌倉・長谷寺|2,500株のあじさい路と海の絶景

長谷寺の紫陽花はなぜ有名?

長谷寺(はせでら)は、神奈川県鎌倉市にある「花の寺」として全国的に有名です。

中でも梅雨時期に咲く紫陽花は特に人気があり、毎年多くの観光客が訪れます。

その理由は単に紫陽花の数が多いからではありません。
長谷寺の魅力は、色とりどりの紫陽花が山の斜面一帯に広がり、その向こうに由比ヶ浜の海や街並みが望める絶景にあります。

🌸主な見どころは以下の通り:

  • 斜面を彩る2,500株以上の紫陽花
  • 40種もの品種(長谷寺オリジナルも!)
  • 山道を登りながら海を見下ろせる「あじさい路」
  • 雨の日はしっとりとした幻想的な雰囲気に
  • 観音堂や見晴台からの絶景ビュー

また、長谷寺の紫陽花はただ「咲いている」だけでなく、自然の地形と調和して演出された風景美が特徴です。
背景に広がる鎌倉の街と海、そして紫陽花の彩りがひとつの“作品”のように感じられます。

訪れる人々が「まるで絵画の中にいるようだ」と口にするのも納得の景観です。
美しさはもちろんのこと、心を癒してくれる時間を過ごせるスポットとしても支持されています。

「あじさい路」の魅力とは?

「あじさい路」は長谷寺の最大の目玉とも言える散策路です。

これは観音堂の裏山に作られた坂道のような細い通路で、約15分ほどで一周できる構造になっていますが、ここに紫陽花がぎっしりと植えられており、道の両脇からせり出すように咲き誇ります

🌿「あじさい路」の特徴:

  • 約2,500株の紫陽花が斜面を彩る圧巻の光景
  • 紫陽花の間から海と町並みを望める絶景
  • 高低差があるので上からの景色も格別
  • 手すりや階段も整備されていて歩きやすい
  • 雨の日は紫陽花が一層鮮やかに映える

特に人気なのは、山の中腹から下を見下ろした瞬間。紫陽花が“波”のように斜面を埋め尽くし、その向こうに鎌倉の街並みと由比ヶ浜が見えるポイントです。

写真映えスポットとしてSNSでも注目されており、多くの観光客がカメラを手にシャッターを切っています。

また、散策中に紫陽花の香りや、鳥のさえずりが聞こえることで、まるで自然に包まれたような癒しの時間を過ごすことができます。雨の日でも風情があり、むしろ傘を差しながらの鑑賞が似合う、そんな場所です。

見頃と混雑ピークを避ける方法

長谷寺の紫陽花の見頃は例年5月下旬から7月上旬にかけて。

ただし、ピークは6月中旬〜下旬であり、この時期は特に混雑します。
長谷寺は観光地としても人気が高く、特に土日や午前10時以降は入場待ち時間が1時間以上になることも珍しくありません。

📅おすすめの訪問タイミング:

  • 平日の朝8:00〜9:00が狙い目
  • 雨の日は意外と空いている(+紫陽花が映える)
  • 6月上旬や7月上旬は比較的混雑が緩和される傾向

また、公式ホームページやSNSで「現在の開花状況」や「混雑情報」などを随時発信してくれているので、事前のチェックが必須です。

混雑ピークを避けて行くポイント

時間帯混雑度備考
8:00〜9:30快適に鑑賞可・写真撮影にも最適
10:00〜14:00★★★★最も混雑する時間帯
15:00〜閉門前★★少しずつ空いてくるが駐車場は満車のことも

観光の計画を立てる際は、早朝または午後遅めの時間帯を選ぶことで、ゆったりと紫陽花を楽しむことができます

オンライン予約と拝観料のポイント

長谷寺の紫陽花が見頃を迎える6月中旬〜下旬は、特に人気が高まり、通常の拝観料とは別に**「あじさい路」専用の入場券(500円)**が必要になります。

この「あじさい券」は、現地での購入に加え、オンライン予約制が導入されているのがポイントです。

💡チェックすべき情報:

  • 拝観料:400円(大人)+あじさい路入場料:500円(ピーク時)
  • オンライン予約は公式ホームページから可能
  • 入場時間の枠が決まっているので時間厳守
  • キャンセル不可・再入場不可なので注意

公式ページの予約システムは日付と時間帯を選んで事前に購入する形式になっており、当日券は売り切れることがあるため、事前予約が確実です

また、混雑日には「整理券制」に切り替わることもあるため、訪問前には公式SNSやサイトで最新情報を確認しましょう。

📱 公式HP:https://www.hasedera.jp/

鎌倉観光とセットで楽しむコース紹介

長谷寺の紫陽花を楽しんだあとは、周辺の鎌倉観光を楽しむのもおすすめです。

長谷駅から徒歩圏内には見どころがぎっしり詰まっており、1日かけて満喫することができます。

🌟おすすめの観光ルート例:

  1. 長谷寺(紫陽花散策)
  2. 鎌倉大仏(徒歩10分)
  3. 由比ヶ浜で海辺の散歩
  4. 小町通りでグルメ・お土産散策
  5. 鶴岡八幡宮で御朱印&参拝

特に**鎌倉大仏(高徳院)**は、長谷寺から徒歩圏内にあり、セットで訪れる人が多い人気スポット。
紫陽花の余韻に浸りながら、古都の歴史と自然を感じるコースとして多くの人に支持されています。

鎌倉はカフェや和菓子の名店も多いため、紫陽花散策後におしゃれなカフェで一休み…という楽しみ方もできますよ。

2.北鎌倉・明月院|明月院ブルーが映えるあじさい寺

「明月院ブルー」ってどんな景色?

「明月院ブルー」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

これは、明月院の境内に咲く青一色の紫陽花の風景に感動した人々が名付けた愛称です。

写真で見ると美しいですが、実際にその場に立つと、澄んだ青の紫陽花が目の前いっぱいに広がり、まるで青い絨毯のような光景に思わず息をのむでしょう。

🔹明月院ブルーの特徴:

  • ほぼすべてが日本原産のヒメアジサイ
  • 青に統一された落ち着いた色味が印象的
  • 新緑や苔の緑と青のコントラストが美しい
  • 雨や曇りの日の方が、花の色が濃く映える

この「ヒメアジサイ」は、一般的な西洋アジサイよりも花が小ぶりで上品な印象を与える品種です。
明月院では、他の色や品種をあえて入れず、あくまで青一色で統一することで独自の世界観を築いています。

まさに「青の世界」に包まれるような体験ができ、静寂と調和の美を求める大人の観光客にも非常に人気のある場所です。

境内の見どころを徹底紹介

明月院は「あじさい寺」の愛称で親しまれていますが、それだけではありません。

紫陽花の季節以外にも、多くの歴史的・文化的価値のある建物や自然が魅力的に配置されており、日本の美を感じるスポットが数多く存在します。

🌿おすすめの注目ポイント:

  • 【山門前の石段】
     訪れてすぐ目に入る石段は、両脇に紫陽花がびっしりと咲いており、撮影スポットとしても有名。
  • 【丸窓のある本堂(方丈)】
     本堂の奥にある「悟りの窓」は、丸い窓の向こうに季節の風景が見える絵画のような構図が大人気。秋の紅葉も美しいが、紫陽花の青との組み合わせもまた格別。
  • 【裏庭園(特別公開エリア)】
     紫陽花シーズン中に特別公開されるこの庭園では、池泉回遊式の日本庭園が広がっており、静かな時間が流れます。
  • 【竹林エリア】
     裏手には小さな竹林もあり、和の雰囲気をさらに強めてくれる空間。

特に「悟りの窓」から見る明月院ブルーの風景は、まるで心を洗い流してくれるかのような静けさと美しさがあり、多くの人の記憶に残るシーンとなります。

混雑回避のベストタイミングは?

毎年6月中旬〜下旬になると、明月院には平日でも多くの人が訪れ、朝から拝観待ちの列ができるほどの人気になります。

特に「明月院ブルー」を写真に収めたいカメラマンやインスタグラマーが朝一から並ぶこともあります。

📅混雑を避けるポイント:

  • 開門時間の朝8:30に合わせて到着がベスト
  • 平日(月〜金)が比較的空いている
  • 雨の日は来訪者が減る上に、紫陽花の青が際立つ
  • 観光シーズン外(6月上旬 or 月末)はやや空いている

🌟おすすめの時間帯比較表:

時間帯混雑度撮影のしやすさ
8:30〜9:30人が少なく写真が撮りやすい
10:00〜14:00★★★★最も混雑、順路も渋滞気味
15:00〜閉門★★少し空くが撮影には日差しが弱い

また、人気の「山門前の石段」や「悟りの窓」で写真を撮る場合、朝の柔らかい光と少ない人出が絶好のタイミングです。
混雑を避けてじっくり鑑賞したい方は、ぜひ早朝の訪問を検討してみてください。

拝観時間と入場規制の最新情報

紫陽花シーズン中の明月院では、拝観時間が変更される場合や、入場制限がかかることがあるため、訪問前の情報収集が非常に重要です。

⏰拝観時間(通常期):

  • 9:00〜16:00(最終入場15:30)

🌸紫陽花シーズン(6月)の特別対応:

  • 開門が8:30に繰り上げ(例年)
  • 混雑時は入場制限や整理券の配布あり
  • 一方通行ルートになる可能性あり
  • 拝観料は500円(特別公開エリアは別途料金が必要)

🔗情報源:
明月院の公式観光ガイドページ → こちら

行く前には**「鎌倉市観光協会の公式サイト」や「公式SNSアカウント」**をチェックして、拝観時間の変更や混雑状況を把握するのがおすすめです。

なお、境内にはトイレが少ないため、駅周辺や入場前に済ませておくと安心です。

フォトスポットと撮影のコツ

明月院は、紫陽花だけでなく和の美しさを感じられるフォトスポットが満載です。

特に以下のポイントは、どれも「映える」と話題になっています。

📸人気の撮影スポット:

  1. 山門前の石段と青い紫陽花
  2. 本堂裏「悟りの窓」からの借景風景
  3. 裏庭園の池と花のある風景
  4. 境内の竹林とあじさいのコントラスト
  5. 境内から見上げる紫陽花と空の構図

📷撮影のコツ:

  • 晴天よりも曇りや雨の日の方が青が深く映える
  • 朝8:30〜9:00は人が少なくてシャッターチャンス
  • スマホカメラでも広角モードを活用すれば紫陽花の群生が美しく撮れる
  • 人を入れない構図を狙うなら、縦構図+低いアングルがおすすめ

また、明月院では三脚の使用が禁止されている場合もあるため、周囲への配慮とマナーを守って撮影しましょう。

3.箱根登山鉄道|あじさい電車で巡る幻想列車の旅

車窓からの紫陽花絶景とは?

箱根登山鉄道は、日本有数の“風景を楽しむための鉄道”として知られていますが、中でも初夏の「あじさい電車」の人気は圧倒的です。

6月中旬から7月中旬にかけて、沿線には約10,000株もの紫陽花が次々と花を咲かせ、車窓すぐ近くに咲き誇る景色が乗客を迎えてくれます。

🚃あじさい電車の魅力ポイント:

  • 電車のすぐ横に紫陽花が迫る迫力ある眺め
  • 雨に濡れた紫陽花が車窓越しに輝く幻想的な風景
  • 窓から手が届きそうなほど近くに咲く花々
  • 車両がゆっくり走行するためじっくり鑑賞できる

電車に揺られながら見る紫陽花は、歩いて巡る名所とはまた違った魅力があります。
移動そのものが観光になるという贅沢な体験で、観光客の間では**「乗るだけで癒される列車」**とも呼ばれています。

特に雨の日には、水滴をまとった花が車窓ににじみ、まるで映画のワンシーンのような情景に。
カメラを構える人も多く、インスタでも「#あじさい電車」のタグが賑わいます。

あじさい電車の運行ルートと見頃リレー

あじさい電車として知られる箱根登山鉄道は、箱根湯本駅から強羅駅までの約40分間の運行区間です。
この間、標高差があるため、紫陽花の見頃が場所によって時期をずらして楽しめるのが特徴です。

📍主なルート情報:

  • 出発:箱根湯本駅(標高108m)
  • 中継:大平台駅、宮ノ下駅などの中間駅
  • 到着:強羅駅(標高541m)

⏳見頃の時期:

  • 6月中旬〜下旬:低地の湯本駅周辺
  • 6月下旬〜7月上旬:中間駅の大平台、彫刻の森駅
  • 7月上旬〜中旬:標高の高い強羅駅周辺

この標高差による**「見頃リレー」**のおかげで、長い期間紫陽花を楽しめるのも魅力。
1週間ずらして訪れても、しっかり咲いている場所があるのは嬉しいポイントです。

また、駅ごとに異なる景色や構図が楽しめるので、途中下車して写真を撮ったり、近くの観光スポットを巡ったりするのもおすすめの楽しみ方です。

「夜のあじさい号」の魅力と予約方法

「夜のあじさい号」は、箱根登山鉄道の中でも特にロマンチックな限定列車として毎年話題になります。

これは夜間に運行される特別列車で、沿線の紫陽花がライトアップされ、車窓から幻想的な光景が楽しめます。

🌙「夜のあじさい号」の魅力:

  • 沿線の紫陽花が色とりどりにライトアップ
  • 電車が途中で減速・停車して観賞タイムを確保
  • 座席指定なのでゆったり観賞可能
  • カップルや家族連れに人気のナイトツアー

💡予約方法と注意点:

  • 乗車には事前予約が必須(公式サイトまたは駅窓口)
  • 毎年6月中旬〜7月初旬に限定運行
  • 料金は通常運賃に加えて**指定席料金(410円)**が必要
  • 席数に限りがあるため早めの予約が推奨

暗闇の中でライトアップされた紫陽花が車窓を流れていく様子は、昼間とはまったく違う幻想的な風景です。
カメラを構えるなら窓側の席を確保するのがポイントですよ。

各駅のおすすめスポット紹介

あじさい電車に乗るなら、途中下車して周辺観光を楽しむのもおすすめです。

各駅周辺には、温泉や美術館、絶景ポイントが充実しており、紫陽花鑑賞とセットで楽しむ価値があります。

🚉駅別おすすめスポット:

駅名周辺のおすすめ
箱根湯本駅足湯や温泉街、土産店が充実
大平台駅スイッチバックポイント、静かな紫陽花撮影スポット
宮ノ下駅富士屋ホテルのクラシック建築、温泉カフェ
彫刻の森駅野外アートと紫陽花のコラボ
強羅駅強羅公園やケーブルカーで芦ノ湖方面へアクセス可

特に「大平台駅」は紫陽花と列車のコラボ写真を撮るのに最適で、カメラ好きにとっては外せないポイントです。のんびり降りて散策しながら、また次の電車に乗る「途中下車旅」も箱根ならではの楽しみ方です。

雨の日こそ楽しみたい理由

多くの人は「せっかくの旅行なのに雨…」とがっかりしてしまいがちですが、箱根登山鉄道のあじさい電車に限っては**むしろ“雨の日が本番”**といっても過言ではありません。

☔雨の日におすすめの理由:

  • 紫陽花が雨粒をまとって一層美しく見える
  • 車内は濡れずに快適、雨でも安心して鑑賞可
  • 観光客がやや少なく、静かな雰囲気を楽しめる
  • 霧がかかると、幻想的な山の景色がさらに演出される

また、箱根は霧が発生しやすい地域なので、雨天時には白いもやの中に浮かぶ紫陽花という、非日常的な世界を体験できます。
これは晴天では味わえない唯一無二の魅力です。

傘やレインコートを用意して、むしろ「雨を楽しむ旅」としてあじさい電車を利用するのも、梅雨の箱根らしい素敵な過ごし方だと思います。

4.松戸・本土寺|五重塔と紫陽花が彩る名刹の初夏

紫陽花と花菖蒲の競演が見事!

松戸市にある**本土寺(ほんどじ)**は、日蓮宗の古刹で、別名「四季花の寺」とも呼ばれるほど、季節の花々が美しいことで知られています。

中でも6月は紫陽花と花菖蒲の共演が見事で、多くの観光客や写真愛好家が訪れる初夏の風物詩です。

🌸見どころの花情報:

  • 紫陽花:約5万株(10種類以上)
  • 花菖蒲:約5,000株(6月上旬に見頃)
  • 紫陽花の見頃:6月中旬〜7月上旬
  • 菖蒲との競演:6月上旬〜中旬がベスト!

紫陽花は参道、池周辺、五重塔の周りなど至る所に咲いており、特に西洋アジサイやガクアジサイ、カシワバアジサイといった多彩な品種が植えられています。

一方、菖蒲田には紫や白、黄色の花菖蒲が咲き、鮮やかな紫陽花との共演は他の寺院ではなかなか見られない景観です。

池に映る花の姿や、花越しに見る五重塔の風景など、どこを切り取っても絵になる情景が広がっており、「あじさいと和の情緒」をたっぷり味わえる場所です。

境内の紫陽花品種と見どころ紹介

本土寺の魅力は、その紫陽花の多様さにあります。

一般的なアジサイに加えて、あまり他所では見られない品種も多く、花の色や形に注目して散策すると、より深く楽しめます。

💠主な紫陽花品種と特徴:

品種名特徴
西洋アジサイ一般的に丸く咲き、カラーバリエーションが豊富
ガクアジサイ周囲に大きな花びらが咲き、中心が細かい花
カシワバアジサイ柏の葉のような大きな葉と円すい形の花房
アナベル白くて大きな球状の花が特徴的、群生すると壮観
ダンスパーティー花弁が細長く、まるで踊るような華やかさがある

また、境内には紫陽花以外にも苔むした石灯籠、趣ある池、朱色の五重塔、竹林の小道など、日本の伝統的な美しさが詰まっています。

📍注目スポット:

  • 五重塔と紫陽花のコラボは定番人気
  • 菖蒲田周辺の紫陽花と木造橋の風景が幻想的
  • 池のほとりは涼しげな風が吹き抜ける癒し空間
  • 正面参道から見る花のアーチも写真映え抜群

花だけでなく、自然と歴史が調和した境内の雰囲気そのものが訪れる価値のある名所となっています。

早朝・平日の楽しみ方と混雑情報

本土寺はシーズン中、大変多くの観光客が訪れるスポットです。

特に土日は朝から人が多く、ゆっくり写真を撮ったり花を鑑賞したりするのが難しくなることもあります。

🕰おすすめの訪問タイミング:

  • 平日(火〜木):比較的空いていてゆったり見られる
  • 朝9:00開門〜10:30:観光バス到着前で静か
  • 雨天日:紫陽花の色がより鮮やか&人が少ない

また、本土寺は門前や参道が広めで、花も分散して咲いているため、混雑していても比較的快適に散策しやすい構造です。

ただし、人気スポット(五重塔前など)は順番待ちが発生することもあるので、写真目的なら早めの到着がベストです。

📌混雑を避けるコツ:

  • 北小金駅に8:30頃に到着→徒歩で開門に合わせる
  • 入口すぐではなく、裏手から先に回るのも◎
  • 混雑情報はGoogleマップの「混雑する時間帯」も参考に

紫陽花の時期の混雑は仕方ない部分もありますが、タイミングを工夫すればストレスなく楽しめる花の名所です。

本土寺と一緒に楽しめる松戸の周辺観光

本土寺を訪れた際には、周辺の観光スポットやグルメも一緒に楽しみたいところです。

松戸市は東京都心からのアクセスも良く、日帰り観光にぴったりのエリアとして人気があります。

🚶周辺のおすすめ立ち寄りスポット:

  • 東漸寺(とうぜんじ)
     北小金駅近くの歴史ある寺。静かな境内と美しい庭園が魅力。
  • ラーメン二郎 松戸駅前店
     全国的に有名な“ジロリアン”の聖地。ガッツリ系が好きな方に。
  • 21世紀の森と広場
     広大な芝生と自然が広がる市民の憩いの場。子連れや散策にも◎

🍴グルメスポット:

  • 小金駅前のパン屋やカフェは地元密着で味もコスパも抜群!
  • 梅雨時は抹茶スイーツやあじさいを模した和菓子も人気

本土寺からの帰り道にカフェでひと休みしながら、写真を見返す…そんな余韻を楽しむ時間もまた旅の魅力のひとつです。

カメラ好きにおすすめの絶景ポイント

本土寺は花の種類と風景の多様さから、写真撮影にぴったりのスポットが非常に多くあります。

フォトジェニックな場所を探しながらの散策は、紫陽花鑑賞の楽しみをさらに広げてくれます。

📸撮影におすすめのスポット一覧:

ポイント被写体と魅力
五重塔前紫陽花+和建築の鉄板ショット
池の周辺水面への映り込みと静寂な風景
菖蒲田の木橋花菖蒲と橋を入れた奥行きのある構図
参道の石段紫陽花が囲む道のアーチ状風景
背景に竹林がある裏手日本的でしっとりとした構図に最適

💡撮影のコツ:

  • 雨の日は濡れた石や葉が反射して光の演出に◎
  • 明るい曇り空の日が最も色がきれいに出やすい
  • 背景を活かして、花と建物や池を組み合わせると映える!

撮影の際はマナーを守り、譲り合いながら楽しむことが大切です。“記録”ではなく、“記憶”に残る一枚を、ぜひ本土寺で収めてみてください。

5.幸手・権現堂公園|関東最大級のアナベルの群生

アナベル3,000株が作る白の絶景とは?

埼玉県幸手市にある「権現堂公園(ごんげんどうこうえん)」は、春の桜や菜の花でも有名ですが、初夏は紫陽花の名所としても知られています

中でも圧倒的な存在感を放つのが、斜面一面に咲き誇る真っ白なアナベルの群生です。

🤍アナベルとは?

  • 北米原産の紫陽花の一種
  • 白くて大きなボール状の花が特徴
  • 咲き始めは緑がかった白、満開時には真っ白に
  • 群生すると雪のような幻想的な風景に!

公園内の「第4公園」には、約3,000株のアナベルが植えられており、見頃になると斜面全体が真っ白に染まり、訪れる人々を驚かせます。

青やピンクの紫陽花が多い中で、これほど広範囲にわたって白一色のアナベルを楽しめる場所は関東では非常に希少です。

また、花の密度も高いため、風が吹くとまるで白い波が揺れるように見える幻想的な光景が広がります。
青空と白い花のコントラストも抜群で、晴れた日の撮影スポットとしても人気です。

園内のあじさいマップと品種ガイド

権現堂公園では、アナベル以外にも多彩な紫陽花が楽しめます。

総株数は約16,000株、100種類以上!園内を散策しながら、さまざまな色や形の紫陽花を観賞できるのが魅力です。

🌸主な紫陽花の品種と特徴:

品種名色・形の特徴
アナベル大きな白い花が特徴、群生で迫力◎
ダンスパーティー星のような花びら、華やか
墨田の花火繊細な形で白〜青に変化
ブルースカイ鮮やかな青色が映える
カシワバアジサイ円すい形の花、葉も大きく特徴的

📍あじさい観賞のおすすめスポット:

  • 第4公園の斜面全体:アナベルの群生が広がる圧巻の光景
  • 堤防沿いの道:歩きながら色とりどりの紫陽花を楽しめる散策路
  • 中央広場付近:フォトスポットやベンチでの休憩もおすすめ
  • 遊歩道周辺:子ども連れでも安心して楽しめる舗装道あり

公式サイトや現地のパンフレットでは、「あじさいマップ」も配布されており、見たい品種を探しながら歩く楽しみもあります。
まるで**“紫陽花の植物園”のような多彩さ**に、訪れた人はきっと驚くでしょう。

あじさいまつりと屋台・イベント情報

権現堂公園では毎年6月に**「幸手あじさいまつり」**が開催され、公園全体が一層にぎやかになります。

まつりの期間中は、花の観賞に加えて、地域ならではのグルメやイベントも楽しめるのがポイントです。

🎪まつりの内容(一例):

  • 地元農産品の直売コーナー(新鮮野菜や手作り味噌など)
  • 幸手の特産品を使ったグルメ屋台(おにぎり、だんご、地ビールなど)
  • ボランティアガイドによる園内ツアー
  • ミニコンサートやワークショップ(週末開催)
  • 紫陽花の鉢植え販売

「見る」だけでなく、「食べる」「体験する」「買う」まで揃っているのが、このお祭りの魅力です。
特に家族連れやカップルには、一日中楽しめるレジャースポットとしても人気があります。

🌟ポイント:

  • まつり期間:例年6月上旬〜下旬(年によって変動)
  • 入園無料で気軽に楽しめる
  • お弁当を持参して芝生でピクニックもおすすめ

晴れた日には、アナベルを背景にした写真映えグルメショットもSNSで多く投稿されるなど、フォトジェニックなイベントとしても注目されています。

ピクニック&写真映えスポット紹介

広大な敷地と、手入れの行き届いた草地、ベンチや日陰のエリアが充実している権現堂公園は、ピクニックにぴったりの公園でもあります。

🍱おすすめピクニックエリア:

  • 中央広場の芝生エリア:広くてシートを広げやすい
  • あじさい園の周辺ベンチ:日陰で休める快適ゾーン
  • 堤防の上:風通しがよく、紫陽花を見下ろせる穴場

📸写真映えスポット例:

スポット映えポイント
アナベル斜面(第4公園)白い紫陽花の波を背景に記念撮影
木漏れ日が差す遊歩道緑と花の柔らかなコントラスト
ベンチと紫陽花自然と調和したシーンが撮れる

子ども連れでも安心な広場や遊具エリアもあるため、花を楽しみながら、家族でのんびり過ごせるのも嬉しい点です。

📌あると便利な持ち物:

  • レジャーシート(芝生用)
  • 折りたたみ傘(急な小雨対策)
  • サングラス・帽子(日差しが強い日は必須)
  • 軽食・飲み物(園内の売店は混雑することも)

天気が良ければ、紫陽花の美しい風景を眺めながらのランチは最高の癒し時間になります。

アクセス・バス・駐車場の便利情報

権現堂公園は都内や埼玉県内からのアクセスも良好で、電車とバスを使ってスムーズに訪れることができます

特に花のシーズンには臨時バスの運行もあるため、事前に調べておくと安心です。

🚃公共交通機関でのアクセス:

  • 東武日光線「幸手駅」東口から徒歩約30分
  • または、朝日バス(五霞町役場前行き)乗車 → 「権現堂」バス停下車 → 徒歩約8分
  • あじさいまつり期間中は臨時直通バスの運行あり(土日中心)

🚗車で行く場合:

  • 幸手IC(圏央道)から車で約10分
  • 公園に無料駐車場あり(500台以上)
  • ただし週末は満車になることもあるため、午前中の早い時間がベスト

🗺Googleマップ登録名:「県営権現堂公園 第4公園」で検索すると、アナベルの群生地に近い駐車場が表示されます。

また、幸手駅周辺にはコンビニや休憩できるカフェもあり、帰り道にも立ち寄れるスポットが多数。アクセス面でも不便を感じにくく、**気軽に行ける“郊外の花の楽園”**として、多くのリピーターに親しまれています。

まとめ|紫陽花に癒される初夏の旅、関東で心に残る絶景を

梅雨の時期、「雨」というだけで気分が沈みがちになりますが、そんな季節だからこそ楽しめるのが紫陽花の美しさです。

今回ご紹介した関東の5つの名所では、それぞれに特色や風景の違いがあり、訪れる人の心を豊かにしてくれます

🌟今回ご紹介したスポットの魅力をおさらい:

スポット名特徴紫陽花の規模
鎌倉・長谷寺海と町並みを望む絶景とあじさい路約2,500株(40種)
北鎌倉・明月院「明月院ブルー」の神秘的な青世界約2,500株(ヒメアジサイ中心)
箱根登山鉄道電車から楽しめる沿線の紫陽花約10,000株(見頃がリレー)
松戸・本土寺五重塔と花菖蒲の共演が美しい古刹約5万株(10種類以上)
幸手・権現堂公園アナベルの白い絶景と100種の彩り約16,000株(100種類)

いずれのスポットも、それぞれが「紫陽花+α」の感動を提供してくれます。
絶景ポイントや混雑を避けるコツ、アクセス情報まで押さえておけば、より満足度の高いおでかけになりますよ。

梅雨の空を彩る色とりどりの紫陽花たち。あなたも今年は、関東の名所で**“雨に咲く花の物語”**に出会ってみませんか?

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