春の訪れとともに、日本中が桜色に染まる季節がやってきました。
東京都心でお花見をするなら、新宿御苑がおすすめです。
新宿駅から徒歩圏内にありながら、広々とした芝生や風情ある日本庭園の中で、ゆったりと桜を楽しむことができます。
さらに、新宿御苑はアルコール禁止のため、落ち着いた雰囲気の中でお花見ができるのも魅力のひとつ。
混雑を避ける方法やおすすめの桜スポット、快適に過ごすための持ち物リストまで、新宿御苑でのお花見を120%楽しむための情報をお届けします!
新宿御苑のお花見の魅力とは?
都会のオアシスで楽しむ贅沢なお花見
新宿御苑は、東京都心にありながら豊かな自然に囲まれたお花見スポットです。
新宿駅から徒歩圏内という便利な立地にありながら、一歩中に入ると都会の喧騒を忘れるほどの静けさと美しい景観が広がっています。
広大な敷地の中には、日本庭園、イギリス風景式庭園、フランス式整形庭園など、異なるスタイルの庭園が存在し、それぞれ違った風情の桜を楽しめます。
特に日本庭園では、池に映る桜が風流な雰囲気を演出し、心が和む絶景が広がっています。
さらに、新宿御苑は国民公園として整備されているため、訪れる人のマナーが良く、落ち着いた雰囲気の中でお花見を楽しめます。
騒がしい宴会や大音量の音楽が流れることがないため、のんびりと花を愛でるには最適な場所です。
約1000本の桜が咲き誇る絶景スポット
新宿御苑には、約1000本もの桜が植えられており、さまざまな種類の桜を楽しむことができます。
代表的なものとしては、以下のような桜があります。
- ソメイヨシノ(開花時期:3月下旬〜4月上旬)
- ヤエザクラ(開花時期:4月中旬〜下旬)
- カンザクラ(開花時期:2月下旬〜3月中旬)
これにより、新宿御苑では約1カ月以上にわたってお花見を楽しむことが可能です。
特に、ソメイヨシノが満開になる時期は見応え抜群で、広々とした芝生の上でピクニックをしながら桜を眺めるのがおすすめです。
アルコール禁止だからこその落ち着いた雰囲気
新宿御苑は、他のお花見スポットと違い、アルコールの持ち込みが禁止されています。
そのため、宴会目的の団体客が少なく、静かで落ち着いた雰囲気の中でお花見を楽しめます。
お酒を飲んで騒ぐ人がいないので、家族連れやカップル、お一人様でも安心して訪れることができます。
また、園内は広くベンチも多いため、お弁当を持参してのんびり過ごすのにもぴったりです。
広々とした芝生でピクニックも楽しめる
新宿御苑の魅力のひとつは、開放的な芝生エリアが多いことです。
特に「イギリス風景式庭園」には広大な芝生が広がっており、レジャーシートを敷いてピクニックを楽しむ人々の姿が見られます。
また、桜の木の下にちょうどよく日陰ができるスポットも多く、暖かい春の日差しの中でも快適に過ごせます。
芝生の上でゴロゴロしながら、風に揺れる桜の花びらを眺めるのは格別です。
四季折々の自然が楽しめる庭園の魅力
新宿御苑は、お花見の時期だけでなく、一年を通して楽しめる自然豊かな公園です。
桜の時期を過ぎると、新緑が美しい初夏、紅葉が鮮やかな秋、そして雪景色が幻想的な冬へと移り変わります。
特に、日本庭園エリアでは、四季折々の風景が楽しめるように工夫されており、訪れるたびに違った美しさを発見できます。
お花見をきっかけに、新宿御苑の自然の魅力を存分に堪能してみてはいかがでしょうか?
混雑を避ける!おすすめの時間帯と曜日
平日と休日の混雑の違いとは?
新宿御苑は人気の花見スポットのため、桜のシーズンには多くの人が訪れます。
しかし、曜日や時間帯によって混雑の度合いが大きく異なるので、計画的に訪れることで快適なお花見を楽しめます。
最も混雑するのは**週末の昼過ぎ(11時~15時ごろ)**です。
特に、桜が満開の時期の土日は、入場口での行列ができるほどの混雑になります。
一方、平日は比較的空いており、午前中ならゆったりと桜を鑑賞できます。
特に、開園直後の9時~10時ごろは人が少なく、写真撮影にも最適な時間帯です。
午前中が狙い目!朝イチで楽しむお花見のメリット
開園時間の9時から11時ごろは、新宿御苑の中でも最も静かな時間帯です。
この時間帯のメリットは以下の通りです。
- 空気が澄んでいて、写真がきれいに撮れる
- 人が少なく、桜をじっくり鑑賞できる
- 芝生エリアの良い場所を確保しやすい
特に、広々とした芝生が広がる「イギリス風景式庭園」は、午前中ならゆったりとレジャーシートを広げることができます。
早起きが苦手な人も、朝の静けさの中で桜を独り占めできる時間帯を狙う価値はあります。
夕方も穴場!ライトアップなしでも美しい夕暮れ桜
新宿御苑では、桜のライトアップは行われていませんが、**夕方の時間帯(16時~閉園17時30分ごろ)**もおすすめです。
夕方になると昼間の混雑が落ち着き、園内が静かになります。
特に、日が沈む直前の「マジックアワー」には、桜がオレンジ色の光に包まれて幻想的な雰囲気に。
写真を撮るのが好きな方には、この時間帯も狙い目です。
予約エリアの活用でゆったりスペース確保
新宿御苑では、予約制のエリアが設けられている場合があります。
特に企業や団体向けのスペースがあることもあるので、事前に公式サイトを確認しておくと良いでしょう。
また、混雑時期でも比較的空いている「千駄ヶ谷門エリア」など、あまり知られていないスポットを狙うのもおすすめです。
雨の日や曇りの日も意外な狙い目
「晴れた日にお花見をしたい」と思う人が多いですが、あえて雨や曇りの日を狙うと、驚くほど人が少なく、快適に桜を楽しめます。
小雨程度なら傘をさしながらゆったりと桜を鑑賞できるので、混雑を避けたい人には穴場の日程になります。
特に、雨に濡れた桜はしっとりとした美しさがあり、普段とは違った魅力を楽しめます。
おすすめの桜スポット5選!見どころを紹介
「日本庭園エリア」風情ある景色と桜のコラボ
日本庭園エリアは、池を囲むように桜が植えられており、和の風情が漂う絶景スポットです。
池の水面に映る桜の姿は、まるで一枚の絵のよう。
特に風がない日は、桜のリフレクション(映り込み)が見事です。
また、日本庭園ならではの石灯籠や橋と桜の組み合わせは、写真映えも抜群。
和の雰囲気を楽しみたい方におすすめです。
「イギリス風景式庭園」広大な芝生と満開の桜
新宿御苑で最も開放的なエリアが「イギリス風景式庭園」です。
広々とした芝生の上に、ソメイヨシノをはじめとする桜の木々が点在しています。
レジャーシートを広げてお弁当を食べながら桜を眺めるのに最適で、家族連れやカップルにも人気のスポットです。
芝生の上でのびのびと過ごせるのが魅力です。
「玉藻池周辺」水面に映る桜の幻想的な光景
玉藻池は、日本庭園内にある静かな池で、周囲にはソメイヨシノやヤエザクラが咲き誇ります。
池の水面に映る桜の景色は幻想的で、静かにお花見を楽しみたい人にはぴったりの場所です。
また、池の周りを散策できるので、歩きながら様々な角度から桜を楽しむことができます。
「旧洋館御休所付近」歴史ある建物と桜の調和
旧洋館御休所は、明治時代に建てられた洋風の建物で、周囲には美しい桜が咲きます。
歴史ある建築と桜のコントラストが見事で、レトロな雰囲気が漂うスポットです。
ここでは、ほかのエリアよりも比較的人が少なく、落ち着いてお花見ができます。
写真好きな方には、ぜひ訪れてほしいスポットです。
「千駄ヶ谷門付近」比較的空いていてのんびりできるスポット
新宿門や大木戸門に比べて、人が少なめなのが千駄ヶ谷門周辺のエリアです。
桜の本数はやや少ないものの、落ち着いて過ごせるため、混雑を避けたい人にはおすすめです。
このエリアでは、ソメイヨシノやヤエザクラが楽しめ、特に4月中旬ごろには遅咲きの桜が見ごろを迎えます。
のんびりお花見をしたい方は、千駄ヶ谷門エリアをチェックしてみてください。
お花見を快適に楽しむための持ち物リスト
必須アイテム!レジャーシートやクッション
新宿御苑のお花見を快適に楽しむためには、レジャーシートやクッションが必須です。
芝生エリアでゆっくり過ごしたい場合、シートを持参すれば快適に座ることができます。
ただし、新宿御苑の芝生はふかふかしているため、厚手のシートでなくても問題ありません。
人数に合わせて適切なサイズのものを選びましょう。
また、長時間座っていると地面が冷たく感じることがあるので、折りたたみ式の座布団やクッションがあるとより快適に過ごせます。特にお子さんや年配の方と一緒に行く場合は、座り心地を考えて準備すると良いでしょう。
花粉対策&紫外線対策グッズ
春のお花見シーズンは、花粉が飛びやすい時期でもあります。
花粉症の方はマスクや目薬を持参しておくと安心です。
また、衣類や髪に花粉が付着しやすいため、花粉を落としやすい上着や帽子を選ぶのもポイントです。
さらに、春とはいえ紫外線対策も忘れずに!長時間屋外で過ごす場合、以下のアイテムが役立ちます。
- 日焼け止めクリーム(こまめに塗り直すのが効果的)
- 帽子やサングラス(日差しが強い日は必須)
- UVカットの上着やストール(肌を守るのに便利)
紫外線対策をしっかり行うことで、お花見後の疲れや日焼けを防ぐことができます。
軽食やお弁当でピクニック気分を満喫
新宿御苑では飲食が可能なので、お弁当や軽食を持参すると、ピクニック気分を楽しめます。
ただし、アルコールは禁止なので注意が必要です。
おすすめの持ち物としては、以下のようなものがあります。
- サンドイッチやおにぎり(手軽に食べられるものが◎)
- お菓子やフルーツ(デザート代わりに)
- 魔法瓶に入れた温かいお茶(冷え対策にも)
- 紙皿や割りばし、ウェットティッシュ(食事の際に便利)
また、新宿御苑の近くにはテイクアウト可能なカフェやデリも多いので、手ぶらで訪れて現地調達するのも良いでしょう。
ゴミ袋&エコグッズでマナーを守ろう
新宿御苑では、ゴミ箱が設置されていないため、持ち込んだゴミはすべて持ち帰るルールになっています。
そのため、ゴミ袋は必ず持参しましょう。
また、環境に配慮するため、以下のようなエコグッズもおすすめです。
- マイボトルやタンブラー(ペットボトルごみを減らせる)
- 繰り返し使えるお弁当箱やカトラリー(使い捨てのものを減らせる)
- 折りたたみできるエコバッグ(ゴミをまとめるのにも便利)
せっかくの美しいお花見スポットをきれいに保つためにも、ゴミの持ち帰りはしっかり守りましょう。
雨具&防寒対策も忘れずに!
春の天気は変わりやすく、突然の雨に降られることもあります。
急な天候の変化に備えて、折りたたみ傘やレインコートを持参しておくと安心です。
また、日中は暖かくても、夕方になると気温が下がることがあります。
特に芝生の上で座っていると、地面からの冷えを感じることがあるので、以下の防寒対策をすると快適に過ごせます。
- 薄手のブランケット(膝掛けやシート代わりにも)
- カイロ(寒がりな方におすすめ)
- 風を通しにくい上着(冷たい風を防ぐ)
しっかり準備をしておけば、天気の変化に左右されずにお花見を楽しむことができます。
アクセス・入園情報&周辺のおすすめカフェ
新宿御苑へのアクセス(最寄り駅・入園料・営業時間)
新宿御苑は、新宿駅から徒歩圏内というアクセスの良さも魅力です。
最寄り駅とアクセス方法
- JR「新宿駅」南口から徒歩約10分
- 東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」から徒歩約5分
- 東京メトロ副都心線「新宿三丁目駅」から徒歩約5分
入園料
- 大人:500円
- 65歳以上:250円
- 学生(高校生以上):250円
- 小中学生:無料
- 団体(30人以上)一般:400円
営業時間
期間 | 開園時間 | 閉園時間 |
---|---|---|
10/1〜3/14 | 9:00AM〜4:00PM | 4:30PM |
3/15〜6/30 8/21〜9/30 | 9:00AM〜5:30PM | 6:00PM |
7/1〜8/20 | 9:00AM〜6:30PM | 7:00PM |
お花見のあとはカフェで一休み!おすすめのカフェ3選
お花見を楽しんだ後に、カフェでゆっくりしたい方におすすめのカフェを紹介します。
- 「猿田彦珈琲 新宿店」(新宿駅東口)
- 自家焙煎のスペシャリティコーヒーが楽しめるおしゃれなカフェ。
- 「ブルーボトルコーヒー 新宿カフェ」(新宿南口)
- 広々とした空間でこだわりのコーヒーが味わえる。
- 「カフェ・ラ・ボエム 新宿御苑」(新宿御苑前駅)
- イタリアンカフェで、軽食やスイーツも充実。
手ぶらでOK!お花見にぴったりなお弁当が買えるお店
「お弁当を持っていくのは面倒…」という方には、新宿御苑周辺でテイクアウトできるお店がおすすめです。
- 「DEAN & DELUCA 新宿」(サンドイッチやデリが充実)
- 「伊勢丹新宿店 デパ地下」(種類豊富なお弁当が揃う)
- 「成城石井 ルミネ新宿店」(手軽に食べられるお惣菜が人気)
周辺の観光スポットも一緒に楽しもう
新宿御苑のお花見と合わせて、近くの観光スポットも楽しんでみてはいかがでしょうか?
- 明治神宮(徒歩15分)
- 東京都庁展望室(徒歩20分)
- 歌舞伎町・ゴジラロード(徒歩15分)
まとめ
新宿御苑は、都会の真ん中で落ち着いたお花見を楽しめる貴重なスポットです。
約1000本の桜が咲き誇る園内では、日本庭園やイギリス風景式庭園など、異なる雰囲気の中で桜を堪能できます。
混雑を避けたいなら平日の午前中や夕方を狙うのがベスト。
また、雨の日や曇りの日は人が少なく、しっとりとした風情のある桜を楽しめます。
お花見を快適に過ごすためには、レジャーシートやクッション、花粉対策グッズ、防寒対策アイテムなどを準備するのがおすすめ。
飲食はOKですが、アルコールは禁止なので注意しましょう。
新宿御苑の周辺には、お弁当をテイクアウトできるお店や、お花見後にゆっくりできるカフェも充実しています。
アクセスも良好なので、ぜひ気軽に訪れて、春の美しい桜を楽しんでみてください!